【初心者必見】リスティング広告5つの特徴
日本国内でインターネットを利用する人々は年々増加しており、最新の調査によると、約90%のユーザーが商品やサービスを検索する際に検索エンジンを使用しています。
※令和5年通信利用動向調査の結果
この巨大な市場にアプローチする方法として「リスティング広告」が注目されているのをご存じでしょうか?
そもそもリスティング広告とは
リスティング広告とは、インターネット上の検索エンジンで特定のキーワードに関連して表示される広告のことです。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが何かを検索したとき、その検索結果の上部や側面に掲載されます。
狙ったキーワードで広告を表示させることができ、時間帯や配信するエリアを選べ、少額からでも出稿できるWeb広告です。
今回はその「リスティング広告」について、5つの特徴をご紹介していきます!
- 広告の即時性
- ターゲット設定の柔軟性
- 検索意図との高いマッチング
- 成果に基づく課金システム
- 詳細なパフォーマンス分析
広告の即時性
リスティング広告は、広告の準備が整えばいつでも配信でき、すぐにその広告をインターネット上で見ることができるようになります。具体的には、広告の内容を決めて、GoogleやYahoo!での掲載が承認されると、その広告は検索結果のページに表示されます。
例えば、「石川県でケーキ屋さんの新店舗をオープンした」という広告を出稿した場合、その広告が承認されればその直後から、ターゲットユーザーが「石川県 ケーキ」や「石川県 新しい お店」などとネット検索した時に広告表示されるようになります。
この〝すぐに広告が見られるようになる〟ことがリスティング広告の特徴でもあります。
雑誌やテレビCMだとそうはいきませんよね!
そして、広告が表示され始めると、どれくらいの人がその広告をクリックしたか、どれくらいの効果があるかということも速やかに確認することができるので、広告の費用対効果がはかりやすいのも、選ばれる理由の大きな一つではないでしょうか。
ターゲット設定の柔軟性
地域、言語、デバイスタイプ(モバイルやPC)、時間帯など、広告を表示する〝ターゲット〟を細かく設定することができるのもリスティング広告の特徴です。
これにより、特定の顧客層や地域に向けてカスタマイズされた広告キャンペーンを展開することが可能になります。
例えば、「金沢市に住む30代女性に向けた新商品のお菓子」の広告を出す場合
地域:石川県、金沢市
言語:日本語
デバイスタイプ:パソコン、スマホ
時間帯:7時~9時、18時~23時
とターゲットに合わせて細かく設定することができます。実店舗があるとお問い合わせ時間に配信時間、曜日を合わせたりすることもできます。
検索意図との高いマッチング
リスティング広告では、特定の商品や場所などを探している「顕在層」にアプローチができるため、即効性が高い点も特徴のひとつです。
広告主はあらかじめ、宣伝したい商品に合った特定の検索キーワードを選択します。例えば、あるお花屋さんが「母の日の花束」というキーワードで広告を出す場合、このキーワードを検索するユーザーは明らかに来たる〝特定のイベント〟に向けて、〝特定の商品〟を購入する明確な意図を持っています。
ユーザーが「母の日の花束」と検索しているタイミングは、最も関心度が高い状態だと言えます。ユーザーが具体的な購入意欲を持って検索を行う瞬間に広告を表示することができるので、広告の効果が最大限に発揮されるというのもリスティング広告の特徴でもあります。
成果に基づく課金システム
リスティング広告では一般的に、「ペイ・パー・クリック(PPC)」と言った、広告が実際にクリックされた場合のみ広告主が費用を支払うというシステムで配信します。
クリックごとでの支払いになるので、広告が表示されても費用は発生せず、ユーザーが広告をクリックした時点で初めて料金が発生します。
これにより、実際にウェブサイトに訪れたユーザーのみに対して費用がかかるため、広告費用の無駄遣いを防ぐことができます。
また、広告主は、日ごとにかける予算の上限を設定することができます。この日々の予算設定は、広告キャンペーン全体の支出を制御するためのもので、設定された予算を超えることはありません。
例えば、1日あたりの広告予算を¥2,000に設定した場合、その日の広告費用は¥2,000を超えることはなく、計画的な広告支出が可能になります。
なので、月3万円や5万円からと少額からでも配信することができるのが特徴でもあります。
詳細なパフォーマンス分析
リスティング広告では、デジタルデータにより正確に測定されます。クリック数、表示回数、クリック率(CTR)、コンバージョン数(お問い合わせや購入)など、具体的な数値をもとに効果の分析が可能になり、広告費用対効果(ROI)を具体的に把握しやすいのが特徴です。
これにより、広告主または運用代行者はデータに基づいた意思決定を行い、広告キャンペーンの最適化を進めることができます。
例えば・・・
・広告の表示回数
・広告がどのキーワードでクリックされたか
・クリックにかかった平均の費用
・広告からコンバージョンにつながった割合
これらのデータから「どのキーワードでコンバージョンに至ったか」「広告はクリックされているがコンバージョンになぜ繋がらないのか」と広告のパフォーマンスを知ることができ、そこから新たに施策を打つことができます。
リスティング広告は、データに基づき施策を行い改善を繰り返すことで、広告の費用対効果を高めていくことが可能です。
まとめ
今回、リスティング広告の特徴として
・新作やイベントなどですぐに広告を出すことができる
・検索キーワードから顕在層へアプローチをかけることができる
・配信場所や時間など細かく設定ができる
・予算を設定して、少額からスタートがきれる
・データを取ることで広告の改善ができ費用対効果を高めていける
の5つをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
「Web広告を出稿してみたいけどどうしていいかわからない・・・。」
「以前、広告をかけていたが思う結果に繋がらなかった・・・。」など
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